第2回 学習の記憶(高校〜大学編)

パーパス探求

学習(高校編)

高校は、地元で進学校に通いました。
持ち前の人見知りもあって、高校生活の前半を友達がいないで悩みました。
今は一人で旅行も映画もグルメも楽しめますが、当時は一人でいてクラスで浮いてしまうのが怖くて、無理して合わせようとして、なんか合わないぞと感じてしまう。
それがあって、「心理学」「カウンセラー」に興味が出始めた、原点がここにあります。
「心理学」「カウンセラー」が何かも分からず、勉強したら、自分の友達がいない悩みが解決するのではないか、それが当時の思いでした。
友達がいないと悩んだのも幸いです。勉強と友達になりました。
そして高校生活の後半は、志望校に合格するぞと志を同じに頑張るクラスメイトに恵まれ、休日ごとに(当時は開放されていた)学校に集まって、1日中勉強して、勉学に青春を捧げたなとも思いますが、総じて良い思い出です。

学習(大学編)

幸運にも志望の大学に合格し、心理学が学べるとある関東地方の大学生となりました。
待ち受けていたのは、自分より遥かに優秀な同級生たち。
私は高校時代、勉強しかしてこなかったのに、興味・関心が幅広く、授業の課題を難なくこなすなど眩しい存在でした。私など時間かけて、これっぽっちの出来かと思う始末。。
あとせっかく心理学が学べる環境が手に入ったのに、もうどの先生かは覚えていませんが、心理学の説明に描いていた理想がガラガラ崩れてしまったのです。
「心理学は行動の科学だ」
学術的な心理学では、何かに論ずる場合に、定量的なエビデンスで示さないといけません。
授業でよく回ってくる質問紙、そうか心理学ではこういう研究になるのか、なんか思ったのと違う。。
キャリアカウンセリング、キャリアコンサルティングに繋がる臨床心理学、産業心理学などもちゃんとあったはずなのに、なんて見識の狭い当時の私なのでしょう。
またプレッシャーだった受験勉強から解放されたこともあり、タガが外れたように勉強はそっちのけ、入学と同時に入った演劇サークルの活動にのめり込んでいったのでした。

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